文字列を加工するクラス

スクリプト作成支援

今回はよく使われるけど文字列クラスStringにはない機能を作ってみました。(まあスクリプトが組める方なら自作すればいいという話ではあるんですが、多少手間を省くとうことで。)

例によって以下のスクリプトを新規の項目を作成して貼り付けて下さい。

stradd.zip (約1.1KB)

ファイル構成一覧
改造stradd.txt

まずはサンプルのイベントを見て下さい。

文字列追加クラスのサンプルイベント

今回、StringAddというクラスを作成しました。このクラスのメソッドとして以下の6つのものを用意しました。

left 左から任意の文字数切り出し
right 右から任意の文字数切り出し
mid 文字列中から任意の文字数切り出し
padleft 文字列を右寄せし、左側を任意の桁数まで任意の文字で詰める
padright 文字列を左寄せし、右側を任意の桁数まで任意の文字で詰める
char_length 文字数を返す

left、right、midはBASICというプログラム言語に触れたことのある方ならご存知かと思いますが、文字の切り出しに使うものです。
Stringクラスでも切り出しの方法はありますが、バイト単位になります。こちらは文字単位での切り出しができるため便利です。
こちらのメソッドを使用した例が以下のものです。(画像クリックで拡大します。)

文字追加クラスサンプル1

padleft、padrightは桁合わせのために任意の文字を挿入します。
またchar_lengthを使って文字列の文字数を調べることができます。(バイト数ではないので注意。)

文字追加クラスサンプル2

このように、かゆいところに少しは手が届くかな〜レベルのクラスです。
なお、各メソッドの詳細はスクリプトに記載したコメントをご覧下さい。

スクリプト開発にぜひお役立て下さい。


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