09.クイズゲームを作ってみよう(その1)-ラベルとコンボボックス
 

今回はクイズゲームの作成です。

選択問題に答え、当たりかはずれかをメッセージダイアログで表示します。

新しいプロジェクト「QuizGame」を作成して下さい。
まずフォームにコントロールを配置します。
今回はラベルの他に、ラベルとコンボボックスというコントロールを使用します。
ツールボックスから「Label」、「ComboBox」というコントロールをマウスでそれぞれ選択し、今までのコントロールのようにフォーム上でドラッグします。
コントロールを置いた直後はこんな感じになります。
コントロール配置直後のフォーム
ラベルには問題文を記載します。「VBとは何の略でしょうか?」と記載します。この文はTextプロパティに記載すればOKです。プロパティウインドウのText欄に予め記載されている「Label1」を削除してから問題文を記載してEnterキーを押してみましょう。
すると、フォーム上の「Label1」が問題文に変わったのがわかると思います。
あと、ボタンの「Button1」の表記もTextプロパティに「答える」を設定します。
また、記載したコントロールの名前はデフォルトでコントロール+連番でつきますが、同じコントロールが複数になってくると混乱する恐れがありますので、なるべく名前を自分でつける癖をつけておきましょう。
コントロール名はVB2005で既に定義されている命令等と一致しない限り任意で命名できます。
管理人は以下の名称を記載しました。

  • ラベル:lblQuestion
  • コンボボックス:cboSelect
  • ボタン:btnAnswer

コントロール名それぞれの先頭3文字はプレフィックス(接頭辞)と呼ばれるものでコントロールの種類を一目瞭然でわかるようにします。

  • lbl→Label
  • cbo→ComboBox
  • btn→Button

このプレフィックスもつけなくてもよいのですが、わかり易くできるので、お勧めです。またオリジナルのプレフィックスを考えてもよいかもしれません。(但し、なるべくわかり易いものがベターです。)

ここまで設定し各コントロールの位置やフォームのサイズを整えたのが以下の図です。
整形したフォーム

今回はラベルとコンボボックスのコントロールを貼り付けるところでお仕舞いです。
次回はコンボボックスに選択肢を設定します。