04.イベント・プロパティ・メソッド
 

VB2005はオブジェクト指向言語と呼ばれています。
オブジェクト指向のプログラムはクラスというもので構成されています。
ではクラスとはどういったものかという話になります。一言で言うと「値とその操作手順の集合体を抽象化した物」とでも言いましょうか。
ただ、今はフォームやテキストボックス等のコントロール、それにMessageBoxとかもクラスなんだと思っていて下さい。ちなみに前回のプログラムコードで、

Public Class Form1
End Class

と書かれていました。これから見てもフォームはクラスだと明示していますね。このクラスの中にプログラムコードを記述したわけです。

さて、クラスは以下の3つの機能を持っています。(3つ以外にも機能がありますが、それはまた後日。)

  • イベント
  • プロパティ
  • メソッド

イベントとは、前回のボタンのコードのように「〜した時」を指します。このイベントが発生した時の処理を記述するのがVB2005の、そしてWindowsプログラミングの基本になります。

プロパティは属性、即ちクラス自体が持っている情報です。コントロールであれば、フォントサイズであったり、幅・高さ、位置などがプロパティにあたります。
画面右の「プロパティ」欄にて情報を確認したり、プログラム起動前に予め値を設定することができます。
またプログラムコード内でも情報の確認・値設定が可能です。プログラム実行中にコントロールの背景色を変更するなど、動作中にプロパティの値を変えたい場合はプログラムコード内での値の変更が必要です。
前回も少し触れたように、クラスのプロパティを表す場合、クラス名とプロパティ名をピリオドでつなぎます。
(例)Form1.Text

メソッドはクラスに対して何か動作させる命令です。メソッドの処理に必要な値(引数)を渡したり、動作の結果が返って来る場合があります。
メソッドの記載方法もプロパティ同様、クラスとピリオドでつなぎます。
また、メソッドの直後に括弧をつけます。もし引数がある場合は括弧の中に入れ、ない場合は括弧のみ記述します。
(例)
引数なし:TextBox1.Focus()
引数あり:MessageBox.Show("こんにちは")

以上がイベント・プロパティ・メソッドの説明です。プログラミングには必ず使いますので、今は完全には理解できなくても少しずつ自然と身についていくでしょう。